自然で美しく整えられたまつげは全女性の憧れ。そのため、アイリストという仕事の需要も今後どんどん上がっていくでしょう！
しかしながら、まつげエクステの需要が高まる一方で、専門的な技術を持ったアイリストの数はまだまだ足りていません。そのため、激務、サービス残業、休みなしなど、アイリストに大きな負担を強いるサロンも存在するようです。
このページに訪れたアイリストの皆様は、今のサロンに不安を感じて転職を検討しているのではないでしょうか？
この記事では、あなたが安心して働けるサロンを見つけるために、優良サロンを探す際に注目すべき3つのポイントをご紹介します。
この記事の目次
まず、アイリストとして働いている皆様はどんなお悩みを持っているのでしょうか？
１日の平均施術数が ７～１０組で、人数をこなす流れ作業。しかもタイトな「時間枠」で、常に時間に追われた施術。体力的にも限界！！
給与や待遇等が募集要項の内容と違いすぎる！募集要項に歩合制で高収入と書かれていたが、実際入社してみると、顧客単価が低いため歩合なんて殆どつかないし、 ３年前と給料が変わらない！！
オーナーがほとんど来店せず、数字だけでサロンの運営を判断するため、現場の声や不満を理解してくれない。給料も大事だけど、 日々の働きがいやプライベートの充実が欲しいのに……。
実際にアイリストとして働く方の声を聞いてみると、
といったお悩みを持っていらっしゃるようですね。それでは、このような悩みを解消できるのはどんなサロンであるか考えてみましょう。
ひとりが１日に行う施術人数は、業界の平均では５〜６人程度のようです。しかしながら、安さをアピールし回転率で売上を伸ばすために、平均の倍以上の人数を施術させるサロンも存在します。
そんなサロンでアイリストに求められるスキルは「スピード」。かなりタイトな時間枠で施術を行う必要があります。数多く施術をこなせば、確かにお店の売上は上がるでしょう。しかしながら、アイリストとしてのステップアップを目指す上では、疑問が残ります。
アイリストにとって、技術的なスキルはもちろんですが、「接客スキル」や「カウンセリングスキル」も重要です。まつげエクステサロンでは、受付から施術・お見送りまで一対一で対応することが多いため、丁寧な接客が必要不可欠でしょう。また、まつげの状態はお客様によって異なりますし、なりたいイメージも千差万別です。
スピード重視のサロンでは、ひとりのお客様にかけられる時間が限られるため、どうしても施術やカウンセリングが雑になってしまいがち。そのため、新規のお客様が多く訪れても、満足できる施術を行うことができず、リピーターとして定着しにくいのです。
それに対して、ひとりひとりのお客様に対して時間をかけられるサロンであれば、カウンセリングや施術を丁寧に行うことができます。そして、お客様のイメージ通りの仕上がりであれば、信頼を獲得することができ、リピーターになってくれる可能性も高まるでしょう。
結果的に、 お客様を大事にしているサロンはアイリスト側としても働きやすく、将来のためのステップアップのためにもよいでしょう。気になるサロンがあれば、一度お客さんの立場で施術を受けてみて、どんな接客をしているか確かめてみるのもいいかもしれませんね。
アイリストの給与は、正社員の場合月給20万円前後、アルバイトやパートなど時給制の場合でも時給1,000円以上からスタートする場合が多いようです。美容師やネイリストなど、同じ美容関係の他の職種を比較すると、高めの給与からスタートすることができます。
しかし、スタートの給与が高くても、売上以外に「給与が増える仕組み」が整っているお店は少ないようです。アラサーくらいの年代になってくると、他の職業と逆転して給与が低いという状態になってしまう可能性もあります。
そのため、昇給についてきちんと確認することが大切です。ただ単に「昇給あり」「昇給随時」「歩合制」という言葉だけでなく、 昇給の仕組みや、どんなことが評価され給与に反映されるのかを明確に提示しているサロンを探しましょう。
指名の獲得数、リピーターの数、物販の販売数といった定量的な視点はもちろんですが、課題を解決する提案を行うことなど、定性的な点を評価してくれるかどうかもポイントです。積極的な取り組みを評価してくれるサロンであれば、現場で働くスタッフの声を聞いてくれるでしょう。また、定期昇給があるサロンは、長期で働くスタッフを大切にしているといえます。
どんなスキルがあれば昇給につながるのか、給与見直しのタイミングが定期的にあるか等を公表しているサロンであれば、あなたのスキルアップに応じて、どんどん昇給することも夢ではありません。
働き方改革が求められる中、有給休暇の消化やプライベートの充実に理解を示してくれるお店を選ぶことが重要です。週休２日制が当たり前になっている昨今、月８日程度の休日をとれるかどうかを基準に考えましょう。また、通常の休日だけでなく有給休暇の取得を推奨しているサロン、連休を取得できるサロンであれば、仕事とプライベートのバランスが取りやすいのでおすすめです。
月の休日数だけではなく、１日の休憩時間についてもきちんと確認しておきましょう。忙し過ぎて休憩自体がない、休憩があっても休憩時間の分給与から差し引かれるといった激務のサロンも存在します。
またアイリストは繊細な作業を長時間行うため、目や肩・腰など、肉体的負担も大きい仕事です。そのため、ずっと現場で活躍し続けることが困難であることも、現実問題として考えておかなければなりません。
だからこそ、社会保険（健保・厚生年金・雇用・労災）の制度を完備しているサロンを選ぶことが重要です。まつげエクステ業界も社会保険完備のサロンが多くなってきました。しかし、従業員５人未満の個人事業主である場合、社会保険の加入は任意であるため、加入していないサロンもあります。事前にしっかり確認しましょう。
お客様に満足してもらうサービスを提供するためにも、まずはアイリスト自身が心地よくストレスなく楽しく働きたいですよね！ 休日・休憩の取り方や保険・福利厚生について、誠実に説明してくれるサロンを選びましょう。
今までにピックアップした３つのポイントを踏まえ、アイリストにとって働きやすいおすすめのサロンをご紹介します。
技術力に定評がある老舗的なサロン、Vivide Vavide（ビビデバビデ） 銀座店さんです！
銀座という立地もあり、サービスの単価は比較的高めで、きめ細やかなカウンセリングと丁寧な施術でお客様の信頼を得ています。
１日の施術人数は４人前後で、業界の平均よりも少なめ。その分、ひとりのお客様に対して多くの時間をかけて施術を行います。人数を多くこなす流れ作業的のような施術ではなく、あなたのステップアップにつながる丁寧な接客・施術を行うことができるでしょう。
「技術」「接客」「リーダーシップ」のスキルに合わせて随時昇給できる制度があるそうです。評価される視点も明確になっており、リピーター率や自分が提案した課題を解決すること、予約件数や物販の売上などが昇給に反映されます。年1回の定期昇給も保証されているそうです。
スキルを上げるモチベーションも高まりますし、プライベートを重視してまったり働きたい方も、年１回の昇給があるので安心ですね♡
接客関係のお仕事では、世間的な休日の方が忙しくなる傾向があるため、まとまった休みが取りづらい傾向があります。しかし、こちらのサロンでは４連休、勤務期間に応じて５日以上のお休みをとることが可能だそうです。連休を取ることができれば、遠くへお出かけしたり旅行にいったりと、仕事とプライベートのバランスが取りやすく、リフレッシュもしやすいですね。
もちろん、各種保険（健保・厚生年金・雇用・労災）は完備しているので、安心です。さらに、「カフェテリアプラン」という複数の福利厚生サービスの中から自分で好きなものを選べる制度を導入しています。
売上などの数字だけで判断して、スタッフの意見をあまり聞いてくれないオーナーも多い中、こちらのサロンではオーナーもアイリストとして施術を行っています。スタッフ同士がお互いを「施術者」として尊重し合う雰囲気があるため、理不尽な上下関係に悩まされることもなく、働くことができるでしょう。
いかがでしたか？
転職をするのは大変ですし、勇気がいることかもしれません。ですが、頑張って一歩踏み出せば、 あなたが居心地よく働けるサロンと出会えるかもしれませんよ。
あなたが素敵なアイリストライフを送れますように♡応援しています！